執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>ルシアン
きっとお前にも似合うさ、…そういえばルシアンの好きな色は何だ?(惜しみない誉め言葉には、にか、と牙を見せて笑って。自分にも似合うなら、きっと貴方にも似合うだろう。せめて色の組み合わせくらいは、としっかり考慮してきて良かったと胸を撫で下ろしつつ、ふと貴方の好む色も問うて。「ん、そうか?…構わないが、俺ばかり描いて退屈しないか?」無邪気な申し出を突っぱねるつもりなど毛頭なく、すんなりと約束を受け入れる。寧ろ、モデルが連続してはマンネリ化しないかを心配して。まだ大人へは程遠い少年少女は、総じて甘いものに目がないという先入観を持っていたため、差し出した菓子を貴方が知らなかったことに驚いて一度ゆっくり瞬きを。「チョコレート、マフィン、キャンディ…魔法じゃなくて、人間が食べるお菓子だよ。沢山あるから、慌てずに食うんだぞ」指折りながら菓子の名称を並べていき、魔法云々とは一切関係がないことを告げながらゆるりと微笑む。貴方の腹の虫が耳に届けば、くすりと笑って忠告を。「…よく気が付いたな。名探偵ルシアンに隠し事は出来ないなあ、気を付けないと秘密を全部握られちまいそうだ」子供の洞察眼を甘く見てはいけないことを思い知らされつつ、顔に浮かんだ微笑みがひきつらないように表情筋を意識してコントロールする。元々嘘や隠し事は苦手故に、態と明るい口調でおどけてみせる。そんな分かり易い方法でしか秘密を守れない稚拙さはどうしようもないが、今更それに歯噛みしても仕方がなくて)
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