耽溺のグランギニョル【 指名制 / NBGL 】

耽溺のグランギニョル【 指名制 / NBGL 】

執事長  2018-10-04 22:19:25 
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 ゴトゴトゴト。
 廻る車輪は、意識のない貴方を運ぶ。
 鬱蒼と茂る樹海の最奥、人の世界の果てにひっそりと佇む御邸へ。

 やがて貴方は目を覚ます。
 寝ぼけまなこを覗き込むのは、文字通りの人でなしたち。
 彼らは口を揃えて言う。

   「ようこそ、大切なお食事さん」

 ――しかし、奇妙なことにバケモノたちにも心はあった。
 それどころか、一度気に入れば決して放さない、[耽溺]の気質を持つ者ばかり。
 始めは貴方のことを餌としてしか見ていなかった彼ら。
 触れ合いを重ねるにつれ、お互いの心に芽生えたのは果たして――?


>いらっしゃいませ、長旅ご苦労様でした。…と、よく眠ってらっしゃいますね。そのまま良い夢に溺れて、もう少しだけ、お静かに。

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  • No.413 by ドロシー  2018-10-16 16:45:14 




>マリーシュカ

う、近いよ…。貴女がそんな綺麗な顔を近づけるからドキドキしちゃうのー…。
(ヴァンパイア、という特殊な属性がより彼女の魅力というものを引き立てているのだろうか。此方を覗き込み距離が縮まるだけで意図せず鼓動は早まるばかりで。眉を寄せて困ったような表情を浮かべながらも少し耳を赤くしていて。彼女が、温かい心を持っていることは分かっている。こうして包み込んだ手の体温がいくら冷たくても、自分のことを大切に考えてくれているその気持ちは確かに温かく、柔らか。言葉に詰まってしまう様子を、瞼を伏せつつ見つめて。こうして親しく話していても結局二人の関係性といえば捕食者と餌。彼女が難しく考えてしまうのも仕方の無いこと。その悩むような姿見る限り、彼女の方もかなり思うところがあるのだろう。目を細めて、彼女の片腕に掌添えて「…私のこと、たくさん考えてくれてるのね。……マリーシュカは、どうしても私を食べなければいけない…?」出会った当初、食事として連れて来られた自分がこうして生き長らえているのも彼女のお陰。しかし最終的には食事としての役割を全うする運命なのだろうか。どうにか彼女の悩みの種を解消する術は無いのか、考えた末に、問い掛けをしてみて)



(/ありがとうございます!それでは本日もお相手宜しく御願い致します…!)



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