執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>ジェイド
へへ、蝶ネクタイも似合うなんて流石ジェイド!(優しくてカッコ良い彼をまるで誰かに自慢する様に鼻高々に褒め称え。然し欲を言うならば普段の彼もスケッチブックに写し取りたい。ようは欲深いなのだ。「でも普段のジェイドも僕はだーい好きだよ!だから今度はいつものジェイドを描かせてね?」欲など感じさせぬ、飽くまで無邪気を装って次の約束事を取り付けるのは、きっと自分がまだ子供の領域にいるから出来ることなのだろう。差し出された包みを受け取りその中を覗いてみると、何やら見たことのない、おそらくは食べ物であろう物が入っている。鼻腔に運ばれてくるのは誘惑的な甘い香り。「わぁ!何これ?とっても素敵な香りがするや!魔法の何か?」キラキラと輝く瞳を一心に注ぎ、答えを求める。これは解が得られるまで絵を描く云々の騒ぎではないぞ、とワクワクと返答を待つ。若しくは絵を描く前に休憩を入れる必要があるかもしれない。食欲に忠実な本能は、じゅるりと唾液を溢れさせ、きゅるきゅるとお腹を鳴らす。「そう言えばジェイドからも何だかとっても良い香りがするよ!お風呂にでも入って来たの?」近寄った際にふわりと漂った清潔な香りに、それが踏み込んではいけない事柄だとは知らず、無邪気に問い掛けを行う。おめかしの前に浴びて来てくれたのかな、と軽く考えて発した言葉で)
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