執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>ジェイド
(今日は待ちに待った約束の日。と言っても約束したのは昨日であり、時間で換算するとそれ程経ってはいない。地べたに寝転がり、パタパタと足を動かしながら楽しげに色付けするのは未完成の空の絵。塗っている最中、不意に思い出したのは彼の優しげな翡翠の瞳。この空のように何処までも広く大きな心の人物。昨日貰った大切な思い出を、その空の青さに隠すように翡翠色を混ぜ合わせて。「へへ、今日はモデルの日〜!」調子の外れた音程で鼻歌を奏でながら過ごしているうちに、気付けばそこそこの時が経過していたようだ。耳聡くノック音に気が付いては、握っていた色鉛筆をスケッチブックの横に放り出し、まろぶ様にして扉まで駆け寄る。「待ってたよ、ジェイド!早く早く!中に入ってっ」昨日許された敬称なし呼び方に少し照れ臭げに笑いながらも、彼の片手を両手で握り、グイグイと中の方へ引っ張る。今日は一段とカッコ良く見えるのは、彼の瞳に映える赤紫色の蝶ネクタイがぐっと彼の魅力を引き出しているからだろうか。「わぁ、お洒落して来てくれたの?とっても嬉しいよ!」改めて見上げた彼をマジマジと見詰めながら、率直な感想を一つ。お客様の彼に座ってもらうべく室内を見渡し、初めからこの部屋に置かれていた木椅子へ彼を誘導。「ジェイドはここに座って!楽にしてくれてたらいいよ。辛くなったら休憩も入れるから言ってね!」きっと絵に集中してしまえば彼を気遣う余裕なんてなくなってしまうだろう。先に注意事項のみ、手短に伝えては他に聞きたいことはあるか?と首を傾げ)
(/絡み文を有難うございます…!今回の似顔絵のシーンは此方側が気付く場面ですので、ジェイド様PL様には好きに動いて頂ければと思っています。ではしばしの間、宜しくお願いします…!蹴り推奨)
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