執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>ラクシュエリ
(食べ終わりフォークを置く頃には十分に満たされていて。食べている最中はすっかり彼女に注意を向けていなかった、そういえば礼を言っていない。有難う__と口を動かしたつもりだった。目の前の彼女が立ち上がって自分の背後に回っていくのがわかるけれど、視線をそちらに向けることはできなかった。どうしてだか身体が動かなくて。耳元で囁かれる言葉に“やっぱり簡単に信用するべきじゃなかった!”と、彼女は悪魔なのだと再認識する。次はエリの番、勿論それが意味するものに察しはつく。ボロボロと目から涙が零れ落ち、恐怖の所為にしてはやけに涙腺が緩く、段々と視界はふやけて)
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