執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>エヴァン
――く、あははは!(しどろもどろになる貴方の様子を観察しつつ、どのような態度で振舞えばもっと面白いかと考えを巡らせている辺り、悪魔らしさが光る。この一触即発の空気をどう料理しようか、奸計を巡らせていると貴方の腹の虫が鳴いた。堪えようと思ったがどうにも耐え切れず、弾けるように笑ってしまって。「そっかぁ、人間だってお腹空くんだっけ。いいよ、エリがご飯持ってきてあげる。だから、一緒にエリの部屋に来て?」呼吸が難しくなるほど笑ったのは久しぶりで、目尻に滲んだ微かな涙を指先で拭いながら軽快な調子で言葉を紡ぐ。首を傾けて貴方の背後にある扉へ視線を移して、一種の取引を持ち掛ける。空腹は逼迫した問題であり、悪魔の部屋に一歩踏み入る理由にも足るものだろう。楽しそうににやつきながら、貴方の選択を待って)
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