執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>テオ
(相手が不意に動き出せばビクッと体を硬くするも、そのまま呆気なく横を通りすぎ、自分の部屋かのようにソファーに腰かけられては、障害物の無くなった扉と相手を見比べ。そのまま自分は扉に近づきそこに背を預けるように凭れかかっては「それで帰れるならいくらでもするけど、違うでしょ?それにさっきテオとしたお喋りは楽しかったしさ。……テオこそ、このまま私が逃げるとか思わないの?」驚きや混乱から涙や怒りが湧かないのだろうか。いやしかし、事実を告げられるまでのやり取りの中で、間の抜けた可愛らしい印象も抱いていたのもあってか、相手を怖いと感じる気持ち以外も入り交じってしまっていれば、複雑そうな表情を浮かべ。次いで自分の背後の扉をコンコンと叩いては、帰り道が分からないとは言え、退いてしまって良かったのかと首を傾げ。「あぁ、バケモノ達って言ってたもんね。他にはどんな人達が居るの?皆人間を食べるの?」他にも相手と似た存在について言及されては、安全な場所は無さそうだなと遠い目をしつつ、他の住人達についても聞いてみようか。「それはまぁ、ごもっともで。でも、食べた事あるの?中には美味しいって物もあるかもよ?」食事に関してはバケモノにはバケモノの、とは納得のゆく説明である。が、もしかしたらの可能性を捨てきれずにおり。衝撃的な事実を告げられた自分とは裏腹に暢気な欠伸をする様には「何だか眠そうだね……ふぁっ」と、此方にも移ったのか口許に片手を当てては大きな口を開け欠伸を一つ)
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