Andante 〆(1:1)

(/雄太が気付けるかどうかですねぇ(笑)やっぱり微笑ましいですね(笑)祐都君、良い感じに酔いが回ってますね(笑)ってか明日面接なのに22時まで飲んじゃってる人大丈夫なんですかね？(笑)因みに雄太は早めにお風呂まで済ませちゃったから眠たくなるのも普段より少し早くなってます(笑)そしてこのタイミングで思い出す雄太(笑))

ん、祐兄～？…え、はぁ…(恋人の飲み会当日である金曜日、学校から家に帰るも今日は恋人兼義兄の相手が飲み会に出るため遅くなる日だった為に少し寂しさを覚えていて。一人で簡単な食事を作って食べて、(元々一人で入ってたが)一人でお風呂に入って……携帯ゲームで時間を潰す等をして恋人の帰ってくるその時を待っていたが21時半を回った辺りで少し眠たくなってきて、何とか起きていよう起きていようとするも22時半を回った辺りでウトウトとしており、しかし23時を少し過ぎた頃に自分のスマホが鳴っていることで起きてすぐに画面を見ると相手の名前があり少し微笑みながら電話に出て。まだウトウトしてた為に眠たげな声で出たが聞こえた声が恋人の声でない事に直ぐに気付くと聞くだけで分かるほどに残念そうな声をして。そしてすぐに切れた電話をすっかり覚めた目で見つめながら「……祐兄じゃなかったけど、誰だろ？どっかで聞いた声なんだけど」と少し首をかしげていたがとりあえず玄関まで向かい、ドアの鍵を開けて玄関で待機をしており。しかし、待っている途中で記憶を探しているときに、ふとあの時の青年に捕まっていた時に助けてくれた謎の声の人物の声と合致する事を思い出しては更に「……そう言えば、文化祭から帰る時に聞こえた声とも似てたな…」と思い出して)