Andante 〆(1:1)

(/淳はちゃんと雄太に恩義があるので見捨てないですよ(笑)雄太は祐都君の(自分が知っている範囲での)全てが好きですから(笑)根に持っちゃうんですね(笑)結局イチャつきに落ち着きますよね(笑)ちっこいワンコ(笑)確かに雄太は犬っぽい性格かもですね、ご主人(祐都君)に近寄るなって感じで(笑)おー、結構大きいですね、そりゃ身長167cmの雄太は小さく感じますね(笑)淳は174cmなので祐都君よりちょっとだけ大きい位ですね。淳はサッカー部所属ですね(笑)因みに雄太が体調崩した時に近くにいたのは173cmの吹奏楽部員(荷物を持ってきた子)と175cmの美術部員(クラスメート呼びに行った子で地味に眼鏡男子)ですね、雄太がクラスで一番小柄です(笑)進歩してますよ(笑)雄太の嫉妬全開ですな(笑))

何を話しているの、祐兄。早く入ってきてよぉ(相手の言葉に淳はふと元同級生たちのことを思い返しては「去年、もうやられて懲りてるんで大丈夫です」と苦笑いを浮かべながら返して。そして水族館を教えてあげるという言葉にクスリと笑っては「ありがとうございます。お礼に色んなデートスポットの穴場とか紹介しますね」と返して。雄太が荷物を自分の部屋において戻ってくれば何か二人とも笑っていて良い雰囲気のような気がしてまたモヤモヤとしてきては相手の《送ろうか》という言葉に少し感情を抑えきれなくなったのかタタッと相手のそばに駆け寄るとグイッと相手の腕を抱き締めては少し甘え声で言えばフッと淳と目が合うと『早く一人で帰れ』と言わんばかりにジト目になってしまい。淳はそれを見て「いえ、一人で帰れるので大丈夫ですよ。それに、俺はお邪魔っぽいですから…後はお二人でどうぞ」と少しニヤニヤしながら言えば「それじゃ、失礼します」と相手に会釈をして部屋の前から立ち去ればそのままマンションをあとにして)