Andante 〆(1:1)

(/それが本人がいる前だったら伝わりますけどね…居ないところで友人にいくらノロケてても伝わってないという(笑)難儀ですね…楽しいですけど(笑)恐らく(笑)でも時折知らなかったままの方が良かったこととかも報告されて八つ当たりとかしてると思います(笑)つまり祐都は淳くんに心開いて仲良くなってます(笑))

へー…今時の子って感じだね。(無駄にじゃれあったりスキンシップしたりわちゃわちゃしていたりと自分が想像する若い子と同じだなと思いながらも笑う相手に「手、繋いでるのも別に、今日だけじゃなければ良かったのに。」と普段から繋いでるんだとしたら特別な意味なんて無さそうだったのになと思いながら真顔で呟き、雄太は普段からスキンシップが多いと聞くと"俺と雄太は根本的な部分が違うんだろうなぁ…誰からも愛されるだろうし"と少し卑屈な気持ちにもなりながら否定するのはよくないだろうともう諦めに近いものもあり、少しニヤついてる相手にもう既に気付かれているのだろうと理解しつつ、「…俺からはなんとも。でももしこの子が打ち明けてきたときがきたら、今日みたいに否定しないであげてね」と恋人(当事者)からというよりは兄(他人事)としての気持ちが強くなっていながら、雄太にもこういう友達がいるんだなと安心して微笑み)