人間の娘 2018-09-15 14:22:18 |
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いえ、そうではなくて…そこは仰る通りなので…ただその後の……いえ、お褒め頂きましてありがとうございます…私には勿体ないお言葉でございます
(顎先から手の温もりが離れていくことにほっと胸を撫でおろしつつも何処と無く寂しさを感じて。手の行方を追った先には静かに考え込む姿があり、次に何か閃いたような表情をする相手は年相応の青年の様に見えて神聖な方だということを暫し忘れるほどで親しみすら感じるようで。相手が行きついた答えはこちらの予想を超えるものであったが、どこか自信ありげな様子にどう返すのが相手を不快にさせない最善な方法であるのか慎重に言葉を選ぼうと試みたがなかなか難しく。謙遜した結果がこれならば一層の事受け入れてしまおうと、未だかつて自身を美しいとは思ったことは無いが賛辞を素直に受け入れる事にし)
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