健康第一！/ 〆

（白血球が腰を掛けているベンチから然程遠く無い距離の細胞達が何かを指差しザワザワと囁き合っている。其の話の内容が彼の耳に届くや否や今までの静寂が＿＿突然嘘のように破られた。）
い"や"ァ"ァ"ァ"ァ"！！！其処退いて下さいッ！！危ない、危ないですからァァァ！！！って言うか誰かコレを止ーめーてーェェェ！！！（勿論と云ってしまっても良いのか迷う所だが案の定、声の主は彼が日頃深く関わっている"あの"新米お騒がせ赤血球である少女のものだ。しかも今度は何をしでかしたのか彼女の瞳には溢れんばかりの涙が溜まっている。それもその筈、少女は物凄い勢いで下り坂を酸素運搬用のカートの上にしゃがみ込んだ姿勢のまま滑り落ちているではないか。茫然とそれを眺めていた細胞達も慌てて次々に端へと寄って道を開き、そのまま休憩中である彼の元までまっしぐらだ。）


（/大丈夫ですっ。自分の方は何だかロルが長ったらしくなってしまい申し訳ありません…。まだ中文の範疇ですが長文の辺りになってくるとご指摘頂ければ改善致しますので！）