ポップなデザイナー 2018-09-07 21:07:52 |
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そうか、計画丸潰れかぁ。そりゃ悪いことしちまったなあ。嘘でも怖がってやれば良かったか?いや、こんなん良いだろ適当で…、っつうかお前そんなもん持ち歩いてるのか……。──あ~、……どれだァ?
(何やらこちらの反応が予想と違ったようで怖がらせる計画だったのに、と怒る彼に反省にも聞こえるような言葉呟くもその声音はどこか嬉しそうに弾んだものだった。元々いわゆる絶叫系と呼ばれる類いの乗り物は苦手なタイプでは無いようで、自然と怖がる姿を見せる事は恐らく無いであろう。ニコニコと良い笑顔を浮かべながら台詞を放った。ファッションに無頓着なあまり櫛を持参するという発想が無かったらしい、当然のように櫛を取り出して髪を整えてくれる彼に驚いた様子でぼそりと零した。自然と手を繋ぎ合い少し先へ向かうと人だかりが出来ていて、そこでは複数の画面上に先程のエレベーター内で撮られた写真が並べられている。そこで足を止めるや否や自分達が映っているのはどれだろうか、と探し始めた。)
( 遅くなってしまって申し訳ありません…!!/蹴可 )
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