ポップなデザイナー 2018-09-07 21:07:52 |
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へーえ、そりゃ知らなかった。だが例えどんなに目立ったってリクルートには選ばれないだろうなぁ、お前ら4人とも悪の素質は無さそうだ。ま、良いことだぜ、ヴィランズになんてなるもんじゃねえ。お前らには明るい世界がお似合いだ。あっちはあっちで忙しそうだったししばらくはまぁ平気だと思うけど、……今だけは俺もそれを祈ってる。ははっ、生憎だが俺はそこそこ乗り慣れてんだよ。これ乗って髪セットしてんだからなァ。叫ぶのはお前だろ?オーシャン。
(彼は隠していた事を指摘されてしまったと表情を強張らせたようだが、別に彼が仲間と共に仕事場に訪れて居た事に対して不満がある訳でも、咎めるつもりも無くちょっとした素朴な疑問だった。彼含むデザイナーの4人は共に真っ直ぐ純粋な心を持っていて自分達とは正反対な存在である事が見て取れる。リクルートは受けなくて正解だと話した。思い返せばここ最近、書類仕事を押し付けたきり自分の部屋には来なくなったし、向こうは向こうでバタバタと何か忙しない様子だった。しかしあのマスターのことだ、突拍子も無く此方の都合はお構いなしに呼び出しを掛ける事だってあり得るだろう。今だけはそれを避けたかった、彼と過ごすこの時間を未だ終わらせたくなかった。マスターに意見出来ない以上彼と同じく祈る事しか出来ないが、どうか何事もありませんようにと心内で願う。どうにか一方報いたいらしい彼の言葉にも余裕の態度で、いつぞやリクルート中に人間にも話した冗談か事実かわからないような台詞を返した。ずんずんと進む彼に遅れを取らないように歩幅を合わせて隣を歩き、アトラクションの中へと入って行った。)
( / いえいえ!むしろ拙い文章でお返事困らせて居たら申し訳無いな~と思っておりました…。文は適当に蹴ってしまって大丈夫ですし、お返事も時間のある時で構いませんので…!! )
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