ポップなデザイナー 2018-09-07 21:07:52 |
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まぁ、そりゃ僕のこと快く思わないのは分かるけどさ…とりあえず会わないように気をつける、ジョーと違ってアースラは容赦なさそうだし。…――やっぱりジョーは優しいね、君が僕の従兄弟で嬉しいよ。でもさっ!結局それじゃあジョーと僕が簡単に会えないのは変わりないよね?!うーん………ねぇ、ちょっと気分転換しに行こうよ。こんな暗いところにいたらポップな気分にもなれないしさ、一緒にパークに行こうよ!
(アースラの闇が深いことは重々承知であるし、この部屋にくるまでにも暗く不気味な場所を通ってきたのだから、自分と相容れない存在だというのは分かってはいる。彼の上司に関してはいきなり距離をつめてはいけない、それこそ彼と2匹のウツボと仲良くなってからアースラと接触する方がいいだろう。今はまだ時期が早いということにしておく。深海の奥底に住む彼の手は冷たいが、そこが僅かに暖かくなるのを感じて彼の言葉が心から自分を思うものであることが伝わる。顔は背けられたままだったが、上機嫌に彼の手を握ったまま笑顔を向けていた。といってもやはり話は平行線、堂々巡りだ。デザインを考える時でも行き詰まったら頭をリフレッシュさせるのが1番。それならば普段はショーに出演する側としていくその場所に遊びに行こうと提案する。机の上にある書類の山は目に入っていない、既に頭の中は彼とパークを回ることでいっぱいだった)
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