見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
話を聞けよ、…そもそもこんな黒いのが彼女の傍にいたら────、
( 嬉々とした嫌味混じりの笑みを見れば鬱陶しそうに前を向き。それから気付かないうちに視線は夜空へと…中でもいっとう強く輝く星へと、惹かれていて。あの星のように、どんなに手を伸ばしても届かない…架空のお妃様が愛した妖精王は、こんな紛い物なんかじゃない。それに呪いの化身が傍にいたら彼女の輝きが褪せてしまう、と否定したところで性懲りもなく、王様呼びされるのがオチだろう、諦めて自販機の前で足を止め。望み通り王族らしく振る舞ってやろうと、)
…喉が乾いた。
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