見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
…いっつもそば居るじゃん。
( 痛そうに顰められた眉に指を遠ざけると、放浪癖持ちの犬に対して不満があるとも取れなくもない感想が耳に届き。彼女にしろアイツにしろ今はもう…お別れもなしに、勝手に消えようなんて思ってない。故にどっか行っちゃうと心配する少女を見る双眸がやや呆れ気味に、されど…凪いだ穏やかさを伴ってそちらを見据え、苦そうなこげ茶と目が合うと柔らかく細めて。絆創膏を持ってくれば水が止まったタイミングで、ケガした指を見せるように手振りしつつ、)
悪戯はともかく、おたくにも幽霊視されてるとか…んな儚い存在じゃねえっつーの。
ゴッホ.
…おおぅ、盛り上がっていらっしゃる。
( 外から戻ってきた帰り道。休憩室の方から楽しそうな歌声が聞こえてきた為、そろ…と顔を覗かせると向日葵の画家様が絶賛、創作活動中のようで。そこそこ大きな独り言に、彼女には聞こえない声量で上記をぽつり。そのまま立ち去ろうかとも思ったのだが……塗料で描かれた小さな星空に目を奪われ、勝手ながら観客になることに。…と言っても邪魔をするつもりはなく、近くのソファーに腰掛けると途中で買ってきた缶コーヒーのプルタブをカシュッと開け。辺りに甘苦い香りが広がる中ぼーっとキャンバスを眺めて、)
(/初めまして!お絵描きするゴッホちゃんの可愛さに悶えつつ、不審者のような声掛けになってしまいましたが、仲良くしていただけると嬉しいです…!よろしくお願いいたします。)
霜月 光哉.
───おたく戦場に行きてえの?血気盛んで大変よろしいこと!
( 暇つぶしがてら廊下を歩いていた時。偶然耳が拾った呟きに触発されて霊体化を解き、無音で彼の隣に並ぶ影。一部始終しか聞いていない為、正しい状況は分からないものの、退屈そうにこぼされた言葉。そして…食堂で会った時と比べて沈んだ面持ちを見て、戦いに飢えているのかと問い。影がそのまま直立したような無機質さとは裏腹に、同族を見つけたような…喜色と愛嬌に満ちたニヤけ声は人間らしいと言えるだろう。悩める新人マスターを飄々と冷やかして、)
(/わ~~お久しぶりです!!そしておかえりなさいませ!戦力になるかは本当に不明ですが、一緒にレイシフトすることも可能ですので、気が向きましたら是非…今後ともよろしくお願いします…!)
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