見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
別に、ンなこと思ってねえ…けど、馬鹿だなぁって。あと、記憶穴ぼこだらけで、よくそんなポヤポヤしてられんなぁとも。
( たとえ一時のユメでも聖杯に願えば良かったものを…そうしたら、両親と一緒に暮らせたし、好きなだけ散歩だって…友人とも学校生活を送れただろうに。見慣れた下手くそな笑みから視線をリビングへと逸らし、テーブルに置かれたままの、コーラを一瞥する。教えていないのに…記憶が無くても相棒の好物を覚えていてくれた彼女のことを、薄情者とは思わない。少し冷めたトーストの上に目玉焼きを乗せると、もぐもぐ食べ進めてゆき。珈琲も飲み干すと、ご馳走様とお皿を流しに持っていき。「皿洗っといてやるから、食い終わったら支度しろよ。」早く飼い主と一緒に出掛けたくて、これまた珍しく雑用を買って出て、)
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