見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
___、は、何か、
(暗い暗い水の中…ほんの一瞬、何かの青を思い出したような気がして…自分は救われたのではないかと思った。多分、その青は、ちゃんと話せと…そうでないと、物語は大団円を迎えないだろうからと…お節介で律儀で、困ってしまう。だから、伸ばされた貴方の腕に目を伏せて、しっかりとその手を取って、抗うことなく運ばれて…数度噎せながら、貴方の体温に擦り寄って。「何か、変な夢でも見ていた気分です…貴方といるとうたた寝する癖を治さないと」、弱ったような一言を吐きながら…肩越しに見やった海の遠く、惜しそうな声に心の中で“まだそっちには行けない”と呟いたなら、冷えた指先で貴方の濡れた髪をわしわしと撫でて)
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