見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
___はい、
(ちらちらと月の白い光を反射する波、こちらを向いた黄色い双眸が三日月のように歪んで、伸ばしかけた手を掬うように取る。ざぷ、とブーツの上を撫でるように波が抜けていって、貴方が言う言葉の意味も理解して、嗚呼、どうしようかなと思ったり…このまま進むのを本来の自分なら望むだろうに、マスターだと思えばこそ…ぎゅっと貴方の手を握ったなら「アンリマユさん、このまま一緒に溺れてくれますか?」と。貴方のことだ、否と突き付けるのだろう、分かっていて誓いを立てるように暗い月の下で問うたのは、花火しましょうかに替わる言葉のつもり。足首を這うような波の感覚に暗い夜の手を思い出しては、引き摺り込まれるのも時間の問題なのかもしれないと客観視)
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