見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
──夢じゃねえ。
( 顔を動かし枕から片目を覗かせてみると、そこにはまるで我が子の空想話を聞く母親さながら穏やかな眼差しがあって。コロコロと変わる表情、いつもより高い体温だってまだこの手に残っている、泡沫の夢だったとしても確かに少女はここで息をしていたのだ。故にこそ頭を撫でられながらぐう、と犬が唸るように上記を言い返し。此方からも頭に手を伸ばしながら、「純情なヒロちゃんは、好きな奴としかデートもキスとしないんだろう?可愛いねぇ。」だなんて…他ならぬ幼い飼い主の言葉を引っ張り出してきてはわざとらしく小首を傾け、)
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