見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
|
通報 |
御影尋.
───勿論。この花畑に負けないくらい大きなものを作って、次来たときにはビックリさせてやるぞー!
( 容器をそっと受け取ったのなら、来た道を戻りはじめて。ゆったりとした歩調…ただし、行きのように手を繋ぐことはない。拳の中に収まる種はきっと妖精達の手によって大切に育てられ、いつか美しい花を咲かせるだろう。──しかし、それを彼女が目にすることはきっと無い、妖精王の物語が“ 全て夏の夜の夢 ”として締めくくられたように、ここでの出来事も全て夢幻。彼女が目覚めた瞬間、なにも無かった事になる。叶わないと知って、嘘で塗り固められた約束を交わすと、それからは他愛もない会話をしながら半分枯れた花畑に戻ってきて。チラッと彼女を見遣り考える、種蒔きはいつでも出来るし、先に彼女を帰り道に案内しようか、)
| トピック検索 |