見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
両親と──勿論、そのくらいお安い御用さ!
( たどたどしく、ゆっくりと紐解かれてゆく少女の願い。どこか気恥ずかしそうな様子から察するに恐らくこの願いは秘密の話なのだろうと思い。家族と一緒に幸せに暮らしたい、なんて誰しもが一度は思う普遍的な望みだ。生憎と己は生みの親には殺意しか無い為、共感は出来ないが、だからと言って彼女のソレを良くも悪くも思わない…少なくとも『夢の中でもサーヴァントと一緒いたい。』とか、『抱きしめて欲しい。』とかそういった願いよりは、まだ許容できる範囲だ。様子を伺うような目にウィンクを返し、快諾してみせると立ち上がり。「種の回収手伝ってくれて感謝するよ。さて、帰ろうか。」と声を掛け、容器を預かろうと片手をそちらへ差し出して、)
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