見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
君たちが一所懸命世話をしていた事は知ってるよ。でも死んでしまった者は生き返らない…生き返らせてはならないんだ、悲しいけどね。
( 起き上がっては狐につままれたような顔でこちらを見下ろしてくる少女にひとつ頷きを返した後、今度は妖精達の話に耳を傾ける。緩く相槌を打ちながら、決して育て方に問題があった訳でも、愛情が不足していた訳でもなく、それが自然の摂理なのだと教えてやり。それでもなお残念そうにしおれた花びらを、手に掬う姿に、東の方角を指差し告げる。「あっちに同じ花が咲いていたよ。種を取りに行こうか?」そう訊ねるとパッと彼女らの雰囲気が明るくなり。それじゃあ…と顔を動かすとそこにはじぃぃ、とパートナーに熱烈な視線を送る少女の姿。にこりと笑ったなら、)
彼女はブランカ。僕のパートナーであり…、僕の羽なんだ。
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