見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
|
通報 |
>>アンリマユ
…ん、わかった。じゃあ、ひろがおっきくなったら、ちゃんとあったかくするね
(お節介、こんな小さな体じゃ意味が無い…確かに。迷惑だ、と邪険にする訳でもなく、その言葉の奥に怒りとも呆れとも諦めともつかない何かを感じ取れば、じっと見据えた後…にぱっと明るく笑って距離を取り。周りの小さな影たちの好意的な動向を見ていても…それでも目の前の王様の根底にあるのは触らないで欲しい、あるいは近寄らないで欲しい、構わないで欲しい…どれだけ彼等が慕っていても、多分“好きだなんて言うな”。理由は分からないけれど、何となく、そんな気がする。この場を去ろうとする王様に、慌てて「さ、さわってごめんなさい。おーさま、ここにいて。ひろがどっかいくから、」…王様がいなくなったら、小さな皆が寂しがってしまう。穏やかな秋の日差しの中に放り込まれた雨雲は自分、早く帰れと言われて居残ると我儘を言ったのは自分。ぺこっと頭を下げて…距離をとるように、傍に見えた落ち葉の山に駆けて行き)
| トピック検索 |