見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
…つめたいから、あたためようかなって、
(冷たい目、この温度に近い嫌悪の目には随分と慣れている。怖くもなければ、辛くもない、優しい目なんてカルデアでしか手に入らない奇跡だもの。じっと青い目を見上げて…眠たそうな茶色い目の奥で、ぱちぱちと光が揺れる感覚。硬そうな作り物のような腕に手を伸ばしたなら、小さな手で鋭いその指先に触れようと…畏怖、尊敬、そんな生半可で優しい言葉なんかじゃなくて、自分はこんな自分を大切に扱ってくれた未来の相棒のように、このヒトに優しく触れてみたい。ただ単純に「いじわるだけど、たぶんいいひとだから、ひろはすき」、相棒に向ける敬愛とは別の、この夢を出たら二度と会えないかもしれない王様に向ける共に在りたいという感情に名前は無いけれど、何となくこのヒトの傍は嫌いじゃない…困ったように、へにゃと笑って“多分もう会えないから、折角だからぎゅってして!”とは言わないけれど)
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