見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
(心地のいい体温と、穏やかにやってくる眠気と、優しい声に欠伸を噛み殺して…そうして、不意にこつっと当たった額に瞼を持ち上げて、至近距離で黄色い目を見る。両親と離れてこの場所に来て、沢山の加護を貰って、沢山の思い出を貰って、幸せだった。擦り寄せられた鼻先に、なんの事かと少しだけ考えて見たけれど…多分、きっと、与えられた愛情を貴方に半分も返せていないということなのだろうと、それなら今の自分の最上級を。そっと小さな両手で、優しく頬に触れて、顔を寄せてほんの一瞬、唇同士を触れさせたなら「…あんりに、ひろの、うまれてはじめての、すきをあげるね」。好きな人にならしてもいい、その言葉を違うつもりはなく)
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