見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
…じゃっくちゃん、
(じっと目を伏せて、知っている気配を追い続けて…アレじゃない、コレじゃない…そう手繰っていた気配の中で、膝に乗った温度と同じ…だったはずなのに「けはいがきえた、しらないにおいがする」。だから、身動きが取れない。自分より貴方の方が目がいいだろうし、それならこの友達の方が身軽だろうし…少しだけ逡巡したあと、その場を去ろうと動いた友達の後に続くように森の先へ…それなら…少し離れた位置に小さな手を鉄砲の形にして向ける。ぱっ、と小さい音と共に飛び出した光の粒は自分たちの進行方向とは反対方向へ…木にぶつかって、弾けて消える。自分が追えるなら、多分、“鬼も自分の気配を追えるはず”だと、)
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