見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
───わっ、
( 純真かと思えばこの頃から既にへそ曲がりの傾向はあったらしい。気に留めるのも阿呆らしいただの戯れ言、そこらの子供だったら笑って流せていた…だけど、相手が彼女となればそうはいかず。解けそうになっては締め直していた自制という鎖が彼女によって、また緩む気配を感じて口を噤む。…酷く、矛盾している、たとえ記憶が無かろうが御影尋は自分の相棒、そう言っておきながら胸が甘く軋むたび、本来の彼女と面影を重ねてしまう自分がいる。蔑ろにしたくない…邪魔な矛盾を振り払うように首を振り。「…かってる。もう、しねえ。」と顔を逸らし行き場のない欲の矛先はフォークへと向きガジッと、噛んでみても固く鉄の味がするだけで不味い、)
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