見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
(肩で息をするように、息を吐いて…こちらを見据えた瞳に文句が浮かぶ。少なくとも…そう、少なくとも、今の短い時間だけで、自分には断言出来ることがある。喉元に触れた指先に抵抗することも無く、ただその体温に瞳を溶けさせて…この人は、きっと、大切な人だと…友人として、あるいは仲間として…その理由は、分からないけれど。「…あんり、ぎゅーってして、」知らず知らず、気がついたらそんな言葉が口をついていたものだからどうしようもなくて。ただ…ただ、例えば、そう、幼子が親に強請るように“ちゅーして ”と言えば応えてくれたのか。両親からの愛を知らない自分には分からないけれど、お願いと言うように縋る…両親の迎えなどなければいい、このまま全てが終わればいい、せめて最初で最後に愛しいと思えた貴方の傍で全部終われば…いいのに。貴方の待つ人なんて来なければいいのに。引き結んだ唇に歯が刺さって血の味がする、ぐりぐりと無遠慮に体温に擦り寄り…)
(/背後様!少し早いですが、本年も本当にお世話になりました!拙い文章、また様々な設定でご迷惑をおかけいたしました…ありがとうございました!また、来年も、どうぞよろしくお願いいたします!)
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