見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
___うん、いただきます
(辿り着いたそこはパーティー会場だった。数人の、同い歳くらいの子達がお茶会をしていて…当然のように迎え入れてもらえて、紅茶を出してもらえるのは少し不思議。仲良くしてもらえるのは、嬉しいけれど。明るい声と共に差し出されたお皿には、彩り綺麗で小さ目のサンドイッチがずらりと並んでいるものだから、つい手も伸びるというもの。甘いものも、サンドイッチも、ケーキも、紅茶も好き…生きている人間らしい一面を自分の中に見出して、他の皆と同じように笑える未来を願ってしまう。魔法使いじゃなくて、ただの女の子でいられたら。ぱくりと口に運んで、「んふふ、おいしい。おいしいねぇ」と__嬉しそうなというか、珍しいものを見るかのようなキラキラとした目でこちらを向いた新しい友達に、首を傾ければ…あれもこれもと、目の前の可愛らしいお皿に置かれた食べ物の山。きょとん、と目を見張ったあと、流石にこんなには食べられない…とオロオロ辺りを見回して)
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