見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
……、
( 壁に掛かった花の絵を見ながら思う。つまり彼女はある程度不思議に触れ慣れていて、藤丸達のようにいきなり非日常に放り込まれた訳では、ないのか──そして、どこかの誰かなんかとも同類のハズもなかったのか。秘密を共有出来る理解者と出会えたからか弾んだ声に良かったと思う反面、散々相棒だと言っておきながらこんなに長く打ち明けてくれなかった事がやっぱり、少し腹立たしい。…それに、せっかく授かった才能をこのまま殺してしまうのは勿体ない、今後は魔術の研鑽の時間も取った方が良いだろう、力のコントロールが出来ていないのなら尚更に。ひょっこりと横から顔を覗かせる頃には、いつもの調子に戻しており妙案だろと自慢する指を立てながら、)
んじゃあ泣きそうになっても、チクチクした魔術がでねえように、訓練すれば良いんじゃね?そうしたら我慢しなくて済むだろ。
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