【FGO】嗚呼、日常。【3L】

>>アンリマユ
…焦げても知りませんよ
（引かれた腕に振り向くと、それはもう“お願い”と言わんばかりの、雨の日のダンボールに入った子犬のような…実際はもっと生意気で憎めない存在だけれど、大概自分も甘い自覚はあって。コーヒーと交換条件だと言いたげな貴方に…まあ、普段キッチンに足を踏み入れることなんてほとんどないのだからたまには、良いか。はいはい、と緩く肩を竦めては「コーヒー、お砂糖いっぱいにしてくださいね。あと、冷蔵庫に何かフルーツがあれば切っておいてもらえると…」、冷蔵庫から卵と少しの牛乳、近くの棚からホットケーキミックスを手に取り…料理なんて、カルデアに来る前にしかほとんどしてなかったというのに、甘いもののレシピは一通り分かるのだから困る）