見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
…おかえりなさい
(すべての妖精達の頭に小さな冠が行き渡り、せっかくなら飼い犬の分も作ろうかと花を編んでいた最中、そっと音を殺しながら帰ってきた貴方。嗚呼、本当に…優しい人だなぁと思いながら、驚いたような黄色い目に“どこ行ってたんですか”という文句を飲み込む。貴方から、薬品の匂いがしたから。素敵なお花をくれた妖精達の帰りを窓辺まで見送って、それから…編み終わった冠を貴方の頭へ。「__はい、とっても似合いますよ。プリンセスみたいです」と、そのまま少しだけ冷えた指先で、少しだけ悲しそうに貴方の首筋をなぞって…早く気付いてあげられれば良かったのだけれど)
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