見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
───ん…なんか、へん。
( ズキズキ、鈍い痛みを感じ目が覚める。戦闘後、治療を面倒くさがったのが災いしたのか指が這った辺りを触ってみると昨夜よりほんの少し腫れており。ベッドから出たくない…かと言ってこんな事で飼い主を起こすのも魔力が勿体ない気が、仕方なく冷たい床に脚をつけ。この至福の時間を壊さないように静かに、慎重に歩を進め…鏡の前を通り過ぎた時思わず「げぇっ、」と声が引き攣る。猫に時々つけられる戯れ跡と比べて随分と可愛げのない…殺意に満ち溢れた指跡が、首輪のように刻まれているものだから顔を顰め。擦って消えはしないがそれでも主人以外からの噛み跡は居心地が悪く、ドアノブを静かに回して、)
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