見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
……、お前さんは傍にいてくれっつーわりに、いっつもテメェが死ぬことしか選ばねえよなぁ。
( 諦めたように苦しそうに歪んだ微笑みを向けられても黒き聖杯に願いを受諾する意思はない。…ただ、無欲恬淡としているクセに、一丁前に理想の死に方を切望し続ける彼女に一周まわって呆れたのか何なのか…頭に“ らしくない選択 ”がフッと浮かんだことに自分自身、少し驚きそれから呆れる。何故今まで忘れていたのかと…彼女の方は、使い魔の気質を考慮して敢えて選択を除外しているのか、単に知らないだけなのか。「死んだら同じところに行ける、とか思ってます?」仮に死後の世界とやらが存在するのだとしたら彼女は天国…或いは、地獄にしか行けないだろう。飼い主の上から退くと暖かな毛布の中で指と脚を絡ませて暖を取り、)
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