見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
( 激しく暴れ回る両脚に負けじと無防備な足の裏をくすぐっていた最中、一際強い力で手を振り解かれてしまい。反撃がくるか…と逃げる準備をしていたのも束の間、泡沫を身に纏い落っこちてきた飼い主に驚かす筈が逆にこちらが驚かされる。一瞬まさか溺れた!?と水の中でも背筋が冷たくなる感覚、そのまま水圧に逆らうことなくどんどん深く沈んでいく身に、早く保護せねばと思い。虚空を思いっきり蹴りすぐさま飼い主の傍へ、右腕を腰に回し体を支えて。ぼんやりとしている彼女の頬を一度だけ撫でてから、「一旦上がろう。」。声を発せない代わりに真上を指差し、了解を得るより先に湖面を目指し、)
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