見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
…、お前さんも良い意味で遠慮しなくなったな。
( 此方に真っ直ぐに伸ばされた腕を見遣ると飼い主の変わり様に眉を下げながら笑い。英霊様だ何だと一線引かれていた頃が懐かしい…きっとお互い1番居心地が良い、気楽に付き合える存在は相棒なのではなかろうか。少なくとも自分はそう。優しく頭を撫でた後、起こすだけに留まらず体を横抱きに抱え、クローゼットの前に立つと足で器用に戸を開ける。「さあ、どのお召し物にします?」従者が着替えを手伝うことはあっても、こんな風に服を選ぶ令嬢は多分居ない。望み通り嫌ってほどアメを与えて、それで…食堂じゃなくて飼い犬を選んで良かったって思わせてみせる、)
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