見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
アンリマユ/
(──そうして何時間、寄り添っていただろうか。陽が傾きカーテン越しから見える青空に淡いオレンジが混ざり始めた頃。しん…、と静まり返っていた部屋に響いた衣擦れ音にピピッと、ギザ耳が反応し動く。夕陽に照らされた顔は先ほどよりは、元気そうに見えて…目覚めの挨拶がてら此方に伸びてきた手を軽く舐めた後、軽やかにベッドから飛び降りテーブルへ。飼い主が寝てる間にカルデアから送られてきた痛み止めを口にくわえて持ってきては、ソレを彼女の目の前に置いてやり。小さなおつかいを終えた犬は、もう少しで終わる休憩を最後まで堪能すべく再び飼い主の横で丸くなり、)
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