見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ/シャルルマーニュ
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(夢は見なかった。誰の過去を辿ることも無く、ただ真っ暗な中…ふっと浮上した意識に酷く長い時間眠っていたような気がして瞬きをするものの、数十分に違いない。身体を起こせばふわりと触れた布に、あの時の少しだけ驚いたようで寂しげな瞳をしたセイバーのことを思い出して…悪いことをした、と思う。気配はある、から、声は届く。「タオルケットありがとうございました…ねえ、シャルルさん。貴方の目を見て話したいのです」と。自分の状態を見たカルデアのことだ、きっと今頃呪いは解けずとも物には触れられるような薬を直に送ってくれるだろう。両手を重ねて指を絡めて、願うように呟いたのは仲間に歩み寄るための一歩。あまり我儘を通しては、飼い犬に叱られてしまう)
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