見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ/シャルルマーニュ
__…シャルルさん、こっち
(飼い犬が居なくなった気配に僅かに目を開けると、のそりと、ゆっくり音を立てないようにセイバーの元へ…それから、焦げたような所々黒く汚れた手を伸ばして氷袋に触れられたなら…じゅ、と嫌な音がして氷が溶ける。指先から掌にかけて黒い文字が浮かぶのを見下ろしながら…当たり前だ、魔力のある人間を捕らえるためにも使われていた鎖だもの、何もないわけがない。「彼には内緒ですよ?呪いとか、そういうの、きっと嫌いだから」、妖精国の黒い加護を拒絶したあの時の目は、明らかに嫌悪で歪んでいたように思う。痛みに耐えるように噛み締めた唇に血が滲む、泣きそうでも我慢したのは、相手がセイバーだから)
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