見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
(貴方は優しいから、きっと受け入れてくれるのだろうなと漠然とした自信があった。触れる寸前で聞こえた諦めたような声に目を伏せて…液体を渡そうと両手を、そっと自分よりも冷たい頬に添えて。口付けも噛まれる痛みも何もかも、教えてくれたのは貴方だから、まだまだ下手くそな自分の唇の端から液体が顎を伝って落ちていく。余裕綽々に受け入れる貴方も、自分ばかりが教えられる溶けそうな甘さも、なんだか全てが悔しくて、僅かに眉を寄せたまま「…お味の程は、いかがですか」と、小さく尋ねて)
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