見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
…嬉しかった。自分は、嬉しかった。貴方が、こんな自分なんかを好きだって、言ってくれてるみたいで
(ふわりと白い息が舞って、貴方の口から溢れ出たのは想定外の言葉。謝る理由なんて何も無いのに、そう言おうとして止まったのは…貴方が告げた言葉が心からのものだと気が付いたからで。「自分、は、」…ぎゅっと目を閉じる。本音を言うのは怖いのだと知ったのはつい最近のこと。「貴方に触れられるのが好き。でも嬉しいとか、気持ちいいとか、頭がおかしくなりそうなくらい知らないことばかりで、追いつけない。壊れるんじゃないかって、怖くて、そんな自分に、貴方は幻滅するでしょう?」、いつも貴方は呆れたように、諦めたように手を引くから。差し出していた手が小さく震えて、)
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