見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
(こちらを向いた月みたいな2つの目は、何だか雪に溶けてしまいそうなくらいに悲しそう。握りしめた本がぎちりと音を立てて、なんだか夢で見た景色みたいだと思う…貴方は独りで、あの全てを見下ろせる場所にいる。傍に居たいんです、自分が生きている限りは。大丈夫なはず、ないじゃないですか、気付かれないのは寂しいもの。雪の中に薄着のまま踏み込んで、貴方から少しだけ離れた位置で立ち止まる。「…かえろ、」と差し出した手は指先から凍りそうだけれど、それでも貴方がここに残ると言うのなら、一緒に凍ったって構わないと思う自分があまりにも愚かで困ったように笑って)
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