見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
|
通報 |
>>アンリマユ
(気が付けば周りは本の山。ア行に手を伸ばせたのは随分と後の事だったけれど、手にはしっかりとアンリマユの本を持って、深呼吸の後、開く。貴方のことは何度も夢に見たし、それを信じたくなくて泣いた。怖くて痛くて辛いと泣き叫ぶほどの絶望を知って、開いたこの本は文字の羅列でしか無いけれど…貴方の傍にいたいと思う理由はそれだけでは足りないのだろうか。のそりと立ち上がり、本を片手に貴方の気配を探して辿り着いた先は外へと繋がる扉の前。センサーにすら、いないものだと言われる貴方は「…アンリマユ、さん」確かにそこに居るのに、)
| トピック検索 |