見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
……、
(お皿やフォークを雑に扱う音に覗かなくても飼い主の逆鱗に触れたことは何となく分かった。そっと布団をめくって…凶器を振るえば簡単に命を刈り取れる存在だが、彼女がこうして本気で怒ることはあまり無い、その分調子が狂い継ぐべき言葉が出てこない。キツく枕の端を握りしめ、「だってまたおんなじ轍踏んだら嫌だし、違う奴と契約すればそのうち平気になるかなって…多分。」と黙々とケーキを食す背中に、小さな声で恐る恐る契約を解除した方が良い理由を話すと力なく目を閉じ、)
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