見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
(最後の力を振り絞り脳天に落とした踵が仮面を割り重たい音を立てて巨体が床に沈む。衝撃で自分も吹っ飛ばされそのまま床を転がり。魔力も何もかも使い切り死力は尽くした…それでも尚動くようならその時は、もう、大人しく食われるしかない。そう心に決めて山のように大きい影から視線を動かし、マスターは無事だろうかと。今すぐ探しに行きたいがいかんせん腰から下の感覚がなく、足元を見てみると赤ペンキのバケツに脚を突っ込んだ後のような酷い有り様に思わず眉を寄せ。飼い主には見せたくねえなと…隠れられそうな場所は無いかと眼を動かし、)
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