見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
(所詮は三流英霊、令呪の強制力を跳ねのけるスキルなど備えている筈もなく。体が燃料切れを起こしたタイミングで眉間に受けた病の呪いが一気に体を侵蝕し始め、己から抵抗の気力を奪っていく。吐き出す息は熱いのに体は寒い…身を縮こまらせつつ、内に巣食った熱を逃がそうと呼吸しながら眼を動かし。怪物に寄り添うように重ねられた手。嗚呼、やっと……本懐遂げて安堵が心に差し込んだ瞬間、ドッと眠気が押し寄せてきて。“飼い主”を此方に引き寄せようと尻尾を伸ばすも、最終的にどうなったのか分からない。結末を見届けるより先に瞼が落ち意識は微睡みの中へ…、)
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