見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
|
通報 |
御影尋.
(─ぷつりと断絶した意識が浮上し目を覚ますと森の中にいた。御伽噺の世界と聞いていたのに周りの景色は随分と仰々しく、ゴシックホラーのそれだ。幸いにも辺りに敵影はなくマスターは…案外近くに落っこちていて安堵する。何かに拐われる前に保護しようと傍に寄り。無防備な寝顔、呼吸に合わせて上下する胸部…どんなに着飾ろうとやっぱり王子様には見えない。─嗚呼、美味しそうだ。早く起こさなければ、殺したい、綺麗、殺してはならない。呼吸が乱れる。気づいた時には主人に覆い被さっており、太腿に指を伸ばし。起こす為にそうしたのかそれとも、欲を満たす為なのか判別はつかなかいが…、)
| トピック検索 |