見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
なぁに急に…さっきの事なら別に気にしてないぜ。飽きもせず愛情注いでくる物好きがいるからな、いい加減役目に合った扱い受けねえとテメェの仕事忘れちまいそ~。
(芝居はまあまあ自信があったのにたった1人の観客の目すら欺けない。秋の森に住む妖精王だったら、プリテンダーだったらもっと上手に舞台を回せたのだろうか。隠した本音を見透かされたようで防衛機制から勝手に上がる口角、余計に顔がニヤけるせいで目と口周りの筋肉が攣りそう。やがて手を離し日常をなぞるべく、ドレッサーからドライヤーを持ち出すと「まだ目眩すんだろ?髪乾かすから早くこっち来いよ。」と困ったような表情は見て見ぬ振りをして飼い主に向かって手招きし、)
ナーサリー・ライム.
勝手に消えたりしないけど、もしソイツ(雪だるま)が寂しがったらそん時ゃお前さんも──いやウサギ達も協力してくれよ。
(実際に行方を探されたことがある身としてキャスターの言葉にフッと笑い。…やっぱりなるべく長持ちするように大きくしようと体に雪をくっつけ。耳になる葉っぱは三角に千切り…いい感じにクルンとカールした小枝を使って、悪魔の尻尾を再現。最後に目の位置に真っ赤な木の実をはめ込めば犬─もといミニ無限の残骸(アンリミテッド・レイズ・デッド)の完成!「黒かったら完璧なんだがまあ良いか。お、そっちも完成した?」と満足感に浸っていると視線を感じ、こちらの様子を伺う少女を不思議そうに見つめ、)
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